定義リストの違和感(続)
前回の続きです。
念のため DTD を見直してたら(チェックしたのは HTML 4.01 Strict の DTD)、なんか激しく不安をかき立てられるような記述が..。
...あれ?
この (DT|DD)+
って、「dt要素かdd要素が 1回以上出現すること」ですよね(もちろん、両方出てくるのはOK)?ってことは、極端な話、以下のようなコードも valid なんですよね?(実際に The W3C Markup Validation Service はパスします。)
<dl>
現行モデルじゃ、術語(dt)と定義文(dd)を関連づけできない?
がーん。実は定義文(dd)なしの術語(dt)とか、術語(dt)なしの定義文(dd)が許容されていたんですね。(もちろん、推奨・非推奨は別。少なくとも禁止はされてないという意味で。)
ということは、これって、術語(dt)と定義文(dd)の対応関係を関連づける根拠が根本的にないんじゃ..。ひょっとして、この定義リストの記述モデルって、構造化モデルとしてかなり問題があったりします?(^o^;)
関連づけできた方が、応用範囲も広がる
webmugi さんが、di { list-style: decimal; }
という応用法を紹介されてますけど(li要素にdl要素を入れてみる | d-spica)、di { display: table-row; }
なんて使い方だってできるようになりますし、ますます、XHTML 2.0 の di 要素に相当するグループ化のための中間要素が必要な気がしてきます。
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