SyntaxHighlighter: ソース表示用ライブラリ
対応ブラウザ:
6+
1.0+
8.5+
2.0+
3.4+





(X)HTML や CSS などのソースコードの表示に、Mochikit にもバンドルされている、SyntaxHighlighter を試用してみました。設置も利用も比較的 お手軽で、MT や WordPress といった CMS を利用している方の選択肢になるかも。(参考: MochiKit: 軽量 JavaScript ライブラリ)
入手先
SyntaxHighlighter の特徴
長所
- ソースコードを文法にしたがって色分けできるので、とても見やすい
- 行数が表示されるので、話題にしているコードの場所を示しやすい
- ソースコードをそのままコピペできる
- ベタ打ちのソースコードを <textarea class="code"> で括るだけなのでラク
- HTML/XML タグのエスケープが原則必要ない
- JavaScript を切っていても、ソースコード自体はアクセシブル
短所
- Perl, Lisp に対応していない
- 必要なページごとに指定された内容の script タグを、HTML 文書の末尾に毎度毎度 挿入しなくてはならないのが、若干 煩瑣(仕方ないといえば、仕方ないけど。)
- 言語ごとに js ファイルが分かれていて、その都度、必要なものだけ関連づける必要がある
(かといって、最初からすべての js ファイルを、すべてのページ末に貼り付けるのは、あまりに芸がない)
(もちろん上記の短所は、JavaScript を使いこなせる方なら、ある程度はハックして解決できるでしょうけど..。)
設置の手順
- デモページが同梱されていますが、必要なのは Styles ディレクトリ内にあるSyntaxHighlighter.css と、Scripts ディレクトリ内の JavaScript ファイル群です。これを .css ファイルや .js ファイルを管理している任意のディレクトリに保存します。
- (X)HTML ファイルのヘッダ内に、link 要素で SyntaxHighlighter.css と関連づけるか、メイン CSS ファイルの先頭に @import で SyntaxHighlighter.css と関連づけます。(ココログフリーは HTML ヘッダをカスタマイズできないので、後者をチョイスしました。CMS を使っていない方は、後者の方が編集個所が1か所で済むのでオススメです。)
- ページの最下部に、以下に示す javascript ファイルへのリンクを挿入します。
設置は以上ですべて完了。
利用法
ベタ打ちのソースコードを、<textarea name="code" class="言語" rows="表示行数" cols="表示文字数/列">(ソースコード)</textarea> で括るだけ。これも簡単。
言語は、XML/HTML, CSS, C#, C++, Java, JavaScript, PHP, Python, Ruby, SQL, VB/VB.NET, Delphi が利用できます。Perl とか Lisp とかはダメっぽいです。このあたりは残念。
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