'2006 CPU → Performance per watt
ごく一般的な消費者にとって、CPU といえば、これまで MHz とか Ghz とか、とかくクロック数に目が行きがちだったと思います。ところが実際には、CPU は同じクロック数でもアーキテクチャやキャッシュが異なればパフォーマンスも大きく異なってしまうため、昨年、Intel はプロセッサナンバーという新概念を持ち出すことで、CPU の特性や性能を分類することにしたようです。(といっても、これまた消費者を煙に巻いたような分かりにくい概念で、僕もいまだによく理解できていません..。)
ところが、今年に入って CPU を "Performance per watt" ― 1ワットあたりのパフォーマンス当たりのパフォーマンスで評価しようという新たな流れが出てきたようです。
- Steve Jobs 基調講演@Macworld San Francisco 2006(CNET)
- 日本AMD、今年のキーワードは「ワット性能」(@IT)
なるほど、単位電力量あたりのパフォーマンスですか..。これならそこそこ分かりやすいですね。どうやら最近、デュアルコアとかマルチコアプロセッサという言葉がやたらと出てきていることとも関連してそうです。ともあれ、ノートPC のパフォーマンス向上やバッテリー持続時間の向上は大歓迎です。
それにしても PowerPC G5 って、G4 よりも電力効率が悪かったんですね。たしかに G5 を搭載した筐体って、いかにして熱くなった CPU を冷やすかというコンセプトがモロに設計の前面に出てますもんね。
| 固定リンク
「[電脳]ソフト / フォント」カテゴリの記事
- '2006 CPU → Performance per watt(2006.01.22)
- ThinkPad X60 | X60s (B5ノート) リリース(2006.01.06)
- ThinkPad X40 の HDD は 1.8 inch(2005.12.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント