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2005-07-31

Internet Explorer 7 Beta 1

リリースは来年後半?Windows Vista と同時?

Internet Explorer アイコンMicrosoft が出した白書によると、Internet Explorer 7(以下、IE 7)が出るのはまだちょっと先のようですね。現在、Windows XP Service Pack 2(以下 SP2)と、これまで Lonhorn とコードネームで呼ばれてきた "Windows Vista"(来年後半にリリースされる予定の次期 Windows )のテスト版向けの Beta 1 が Microsoft の社内向けに出ているそうで、これが 8/3 に一般のベータテスターに配布が開始されることになってます。さらに Beta 2 は今年の年末あたり(?)、最終的なリリースは来年(2006年)の後半になるとのことです。要は Windows Vista と同時リリースになるのかな?
【 Beta 版って何?】Beta 版は、端的にいってしまえば製品化される前のテストバージョンのことです。出荷する製品に不具合が続出してはいけないので、こういうテストバージョンを何回か出して、関心のある人に中身をテストしてもらう訳です。もちろんテストを行う人は不具合を見つけたら、制作者側に問題の現象とその問題が発症する条件をフィードバックします。テスト段階に応じて Alpha 版 → Beta 版とあり、それぞれにバージョン番号がつくこともあります。"Beta 1" は Beta 版のバージョン 1 ということですね。
なんか Microsoft がこれまで言ってきた、Longhorn とブラウザを OS レベルで一体化させて IE の単体リリースはしないだとか、Windows XP 向けとして IE 7 のリリースを前倒しするだとかいう話からだいぶズレてきてますね。ま、良い方向(というより現実的な路線?)に大幅な方針転換するのは悪いことではありませんけど。

やはり Windows 2000 や XP SP1 以前は蚊帳の外

対応プラットホームについては巷に流れている情報通りで、Windows XP SP2 / 同 Professional x64 Edition(いわゆる 64bit 版 XP)/ Windows Server 2003 / Windows Vista のみ。Windows 2000 や Windows XP の SP1 以前に対応するつもりはないようです。ま、XP SP2 にアップグレードしろということなんでしょうけど、手元のマシンの中にある大量のアプリケーションの動作確認と修正をやるのは面倒ですし、だいいちそんな余裕なんてないので、 僕のような 2000 や XP SP1 を使う輩は IE 6 か Firefox を使えということなんでしょう。Firefox を使うから別にいいですけどね。(^ ^;)

IE 7 の注目機能

なお白書に書かれている IE 7 が実装予定の主な目玉機能は以下の通り。
  1. セキュリティ ステータスバー
  2. フィッシング対策
  3. スパイウェア対策
  4. パスワード等のプライバシー情報管理の強化
  5. タブブラウジング機能
  6. ツールバーに検索ボックスを設置
  7. ユーザーインターフェイス(UI)の改善
  8. 印刷機能の改善
  9. RSS リーダー
  10. CSS 2 への対応
  11. 透過 PNG 画像への対応
どの機能も重要ですが、Web ページの閲覧がメインの一般的なユーザーにはタブブラウジング機能と検索ボックス、RSS リーダーあたりが目に見えて変わるところでしょうね。

タブブラウジング機能

これについては今さら何も語ることはないでしょう。言わずと知れたタブ切り替え機能です。先日、IE 6 をタブブラウザにできるという MSN Search Toolbar がリリースされましたけど、あれは MSN の機能を利用する必要がない者にとっては著しく無駄なスペースを取らせてしまう上に MSN Search Toolbar そのもののシェア拡大が目的なんだろうということで散々に叩かれていましたね。(笑) そんな中途半端なものではなく、今度はちゃんとした形で実装されるようです。でも、それでも、みんな Sleipnir や Donut を IE 7 の上に結局 被せそうな気がするのは僕だけでしょうか?(^ ^;)
IE 7 ツールバー外観

検索ボックス

検索ボックスは Firefox や Sleipnir(スレイプニル)なんかのように、アドレスバーの右端に付くサイト検索用のテキストボックスのことです。どうせ、MSN しか使えないんだろうとか思いきや、どうやらちゃんと Google や Yahoo ! などから任意の検索サービスを選択できるようになっているようです。これは結構。でも、これだけだったら結局 Firefox や Sleipnir の方が高機能です。IE 7 のアドバンテージはありませんね。

印刷機能

印刷用の CSS や PDF を独自に用意されている方もいると思いますが、これまでHTML や CSS の書き方次第では、ページの右端が切れてしまうなど、Web ページが適正に印刷されないケースが多々ありました。これをブラウザレベルで簡単に補正する機能をつけるようです。企業系サイトはともかく、印刷のことまで考慮して手の込んだことをあまりしない個人サイトや中小企業・自営業サイト、非営利コミュニティのサイトなどの印刷で活躍しそうですね。これは意外と重宝しそうな機能です。

RSS リーダー

以下、ちょっとだけ小難しい話になってしまってすみません。わからない人は遠慮なく飛ばしちゃってください。(^_^;ゞ

この RSS リーダーについては ATOM なども含めた全ての現行形式に対応するほか、"Simple List" と呼ばれる MS が独自に提案する形式にも対応する予定だという情報もあります。"Simple List" はランキングとかプレイリストとか、RSS をソータブルリストとして扱えるようにする点に特徴があるんですが、Creative Commons ライセンスで仕様を公開するという割には名前空間が W3C とかではなく microsoft.com になっていたりと、相変わらず規格を自社で囲い込んでしまって標準化しないという Microsoft 的な姿勢が見え隠れしてもいます。

透過 PNG 画像にようやく対応

IE はいまだに透過 PNG に対応していません。これは IE が Firefox や Opera、Safari といった他のブラウザに対して明らかに遅れているところの一つです。もともと透過 PNG が増えてきたのは、米 Unisys 社の GIF 画像の圧縮技術に対する特許問題が原因でした。米 Unisys 社の特許は今となってはもう有効期間を過ぎてしまっているので(2003〜2004年に失効。時期は地域ごとに差があります)、GIF 画像に対する特許料を支払う必要はなくなったのですが、画像の内容によっては透過 GIF よりも透過 PNG の方が圧縮率が良くていまだによく利用されているのが現状です。それを考えれば対応は当然といえば当然ですね。っていうか、今ごろおせーよ!といいたいのは小生だけではないはず。

CSS 2 対応

これはむしろ閲覧者よりも Web制作者にとって気になる部分ですね。これも IE が遅れている(あるいは混乱の元凶になっている)分野の一つです。おかげで Web 制作者にとっては IE とその他のブラウザとの間で表示が乱れないようにするために様々な苦労を強いられています。一応、CSS 2 の標準規格に準拠するというようなコメントMicrosoft 側からは出ているんですが、この白書では Web制作に従事している人からのバグ報告によって優先順位をつけて対応していくというような内容がごく短く書かれているだけで、標準規格準拠への意識がトーンダウンしている感が否めず、果たしてどこまで CSS 2 に正確に準拠してくれるのか若干 不安になってきました。レンダリングエンジンを標準準拠モード(standards mode)と後方互換モード(quirks mode)とに分離するんじゃなかったの?
Internet Explorer 7 is prioritizing compliance to CSS standards by first implementing the features that developers have said are most important to them.(IE 7 は、開発者たちにとって最も重要とされている機能をまず先に実装していくことによって、CSS 標準に順次準拠していく。)

以上、雑駁ですが、たまには IE もネタの俎上に上げてみました。若干、私見も入ってますが、読みながら笑い飛ばして下されば幸いです。

参考

Technology Overview: Microsoft® Internet Explorer 7 Beta 1 for Windows® Vista™ and Windows XP SP2

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2005-07-30

アジアンカフェ nico の冷やしフォー

この Blog をはじめて今日で 20日。 3日坊主で終わるかと思いきや、体調を崩していた時や忙しかった時を除けば、おおむね毎日更新。いやいや、よく続いたもんです。まぁ、Web ネタと食べ物ネタが多いのはご愛敬ということで。鬱屈したものへの反動です。(笑)

さて今日は(も)京都の食べ物ネタです。場所は銀閣寺のすぐそば。今出川通りを白川通りからやや西に行ったところにある "nico" という昨年 9月に開店したばかりのアジアンカフェです。実はこの周辺、アジア系飲食店が結構多くて驚かされるんですが、ここもその一つで、フォー(米粉を材料にしたベトナムのうどん)やら小龍包やらアジア系多国籍料理を味わえます。木調を軸とした内装のこのお店は雰囲気も明るく、手書きのメニューや所々に散りばめられた愛らしい玩具がアクセントになってて、はっきりいって 20・30代の女性がターゲットって感じがします。でも決して男子禁制という訳ではなく、男性が入っても居心地はとっても良いです。(さすがに女性客が大勢いる中に男一人で入るのは気が引けますけど..。(^ ^;) )

ずばり、僕のお目当てはランチタイムに出るここの「冷やしフォー」(単品800円、ご飯つきで880円。プラス100円でコーヒーか紅茶かジャスミン茶、さらにプラス何十円かで杏仁豆腐がついてきます)。要は冷麺のフォー バージョンなんですが、ほのかにコシがあるフォーの上に、野菜とカリッと香ばしく揚げられた鶏肉をのせ、その上からさらにゴマだれをかけていて、これがどうしてなかなか絶品。不覚にも完全にハマってしまいました。何がいいって、最近、体調をくずしていてお腹の調子があまり良くないんですけど、コイツだけは食欲をそそるし、美味しいし、おなかにもやさしいということで、今の小生にピッタリだったりするわけです。食後のジャスミン ティー(アイスでもホットでも)もなかなか癒されます。元々カフェですし、まだ試していないんですが、これならアフターヌーンティーセット(940円)とかティータイムメニューも絶対イケるはず。

場所が中途半端なのが惜しまれますが、銀閣寺近くに行く用ができた方は、一度 足を運ばれてみてはいかがでしょうか?特に女性の方にオススメです。

nico

京都市左京区浄土寺西田町 82-6
定休日:毎週水曜日
営業時間:11:30-20:30

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2005-07-29

Web Designing 8月号

今月の特集は "クチコミがWebマーケティングを変える"

Web Designing 8月号表紙発売されてから結構経ってしまいましたが、Web Designing 8月号が出ました。忙しくていまだにゆっくり目を通せていませんが(でもこうして Blog に逃避してたりしますけど)、今月号の特集は「クチコミがWebマーケティングを変える」です。blogやソーシャルネットワーキングサービスを介したクチコミと、それが Web マーケティングにおいて与える影響などについて、色々な事例を交えて紹介されています。そういえば某 Livedoor の社長の Blog( Livedoor に限りませんが)なんかもクチコミ効果を狙ってか、自社で販売している商品の宣伝が多いですね。効果のほどには疑問がありますが、気持ちはわからないでもないかな。(笑) でも、Blog におけるクチコミ効果が大きいのは確かでしょうね。トラックバックという仕組みもそもそもクチコミ的性格の強い機能ですし。

検索エンジンと Blog

特集の内容とは直接関係はないけれど、最近、Google を検索していて、日に日に Blog の記事が検索結果の上位に引っ掛かる率が増えてきているような気がします。これは Movable Type などの最近の Blog システムが Web 標準に対応するようになってきたことと、トラックバックによるページレーティングの優位性のためなんでしょうけど、検索している側にしてみればちょっと鬱陶しい感じがします。というのも、最近はポータルサイト・企業系オフィシャルサイト・辞書|データベースサイト・一般個人サイトなどなど、Webサイトも多様化してきていて、それぞれが抱えている情報の性質も違ってきているからです。たとえば言葉や専門用語の意味や定義を調べるなら辞書サイトが引っ掛かって欲しいですし、ある商品の製品情報が欲しい場合は企業のオフィシャルサイトの情報がいちばん正確です。また情報の正確性と速報性のバランスを期待するならニュース系サイトがいいでしょう。Blog の場合は、第三者による(主観的もしくは客観的な)評価が見られるという利点はあるものの、情報としては一次ソースから離れてしまっているので、必ずしも正確な情報が得られるとは限らず、情報の信頼性を閲覧者自身が自分で評価しないといけません。こういう偏った情報源ばかりが検索エンジンの上位に引っ掛かってしまうのは不便だ、と思っているのは僕だけではないですよね?これからの検索エンジンにはこうした目的に応じて検索ソースを限定できるような仕様に変えていって欲しいものです。必要な情報の種類やソース(情報源)を検索時に指定する形でもいいですし、検索後に不要なソースにフィルターをかけて絞り込んでいく形でももちろんOKです。使いやすい UI にさえしてもらえればけっこう。いずれにしても、検索結果を、辞書系サイトを優先的に表示するのか、企業系サイトを優先的に表示するのか、Blog を優先するのか、個人サイトを優先するのか、そのあたりを必要に応じて選択できるようにしていかないと、現状の検索エンジンではどんどん不便になっていくばかりです。

そんなことをつらつら考えながら特集記事をめくってました。
さて、そろそろお仕事に戻らないと..。

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2005-07-26

ナポリタン型 USB 延長コード

ナポリタンが USB の延長コードに?!

ナポリタン型 USB 延長コードSolidAlliance がまたやってくれました!飲食店のディスプレイウィンドウ用サンプルを専門に制作している佐藤サンプルと提携した "FoodDisk" シリーズに加え、今度はスパゲティーナポリタン型の USB 延長コード "ケーブルgaナポリタン"を発表したようです。

FoodDisk とは?

FoodDisk は SolidAlliance が、飲食店のディスプレイウィンドウ用サンプルを専門に制作している佐藤サンプル(大正14年創業の老舗!)と提携して開発した食べ物をモチーフにした 128MB の USB メモリで、お値段は若干張りますが、これまでにも「ご当地シリーズ」として横浜のシュウマイ(8,200円)、名古屋のえびふりゃあ(9,800円)、大阪のたこ焼き(8,200円)、札幌のカニ爪フライ(9,800円)、博多の明太子(9,800円)、「SushiDisk シリーズ」として大トロ(1GB、24,600円)・マグロ・ウニ・イクラ・うずら納豆・えび・サーモン・とびっ子(以上、8,200円。太巻きが 8,600円、鉄火巻きとかっぱ巻きが 32MB で 6,000円)などを発表してきていましたが(下図参照)、とうとう洋食店の王道「ナポリタン」に手を出した模様。しかもなんとごていねいにフォーク付き!(笑) ( USB の差し込み口って、フォークの先あたりにあるんですね。)
ケーブルgaナポリタンの差し込み口ケーブルgaナポリタンとエビフリャーとのコラボレーション!

"ひとすじ縄ではいかない" そのお値段

"ケーブルgaナポリタン" は、要はナポリタンを机上に置くようなもので場所も取りますし、決して使い勝手の良い代物ではありません。くわえて価格の方も 24,800円とちょっとお高いですが、ここまでやってしまう "あそびごころ" には個人的に心から敬意を表します。(この手のオモチャに機能性や効率を求めるのは野暮ってもんでしょう。)ひと味違うステーショナリーに心惹かれる方、子供の頃にレストランのショーウィンドウのサンプルを見て食欲をそそられた思い出のある方、また食品サンプルアートそのものに関心のあるマニアな方、ジョークやネタに命を懸けている方などは是非どうぞ。(^ ^;)

肝心の入手方法ですが、お手軽には楽天市場がオンライン販売してます。

横浜シューマイ USB メモリ大阪たこやき USB メモリ
名古屋エビフリャー USB メモリ
札幌カニ爪フライ USB メモリ
博多明太子 USB メモリ
寿司 USB メモリ
上記写真はすべてプレスリリースからのもの。いや、確かにこれはアートですね。USB メモリではなく佐藤サンプルさんの本業の方の作品の数々(てんぷらおでん寿司 1寿司 2寿司 3洋食ビール+焼き鳥和菓子など甘味モノクレープなどなど)も併せてご覧になると、さらに一層マニア心がくすぐられる(?)かもしれません。SolidAlliance さん、次は何を出してくれるんでしょうね。楽しみ。(^-^)

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2005-07-25

本日の晩餐 ― 中国菜 燕燕

中国菜 燕燕

上品で居心地の良い中国料理店「中国菜 燕燕」

今日の夕食は、同志社女子や京都御所 近くにある地中海沿岸の建物を思わせる白い壁の中華料理店「中国菜 燕燕」でいただきました。外装の明るさとは逆に、中に入るとやや暗めの照明と古色然とした質感の木製テーブルと椅子が落ち着いた雰囲気を出しています。同じ薄明かりの落ち着いた雰囲気でも、以前ご紹介した "Hamac de Paradis 寒梅館" とはまた全く違って、こじんまりとした居心地の良い雰囲気になっていて、個人的にはこういうの、好きかも。(*^-^*)

リーズナブルで日本人に優しい基本をおさえた中国料理

調理をしているのは「中国国家認定の高級厨師」とのことですが、その割にはお値段が良心的。日本で食べる中華料理はとかく高いですが、ここは比較的コストパフォーマンスが高めで品もよく、尖った特色こそありませんが、女性も含めて比較的 誰にでもオススメしやすい店です。料理は上海料理をはじめ、四川・北京・広東・台湾料理など多種多様。ただ油を抑えてあっさり感を出していたり、一皿あたりの量を少なくしていたり、隠し味に醤油(たぶん)を使っていることもあるみたいで、どうも日本人向け(しかも女性向け?)に味付けを多少アレンジしているような感じがします。(この点、中国料理本来の味付けで食べたい小生にはちょっと物足りない部分も..。ま、その分、安心して誰にでも薦められるわけですけど。)ただ、ビールは青島啤[口+卑]酒燕京啤酒(優級)といった基本どころがおさえられているし、ウェイトレスのお姉さんが時折 流暢な普通話(標準中国語)で厨房の料理人と話しているなど、中国チックな雰囲気も微妙に味わうことができます。

オススメはやっぱり中国茶

個人的なオススメはやっぱり1ポット 400円の食後のお茶。金萱烏龍茶や西湖龍井、ジャスミン、プーアルほか数種類ある中から選べます。1ポットを何人で飲んでもOKですし、お茶がなくなるとお姉さんがお湯をつぎ足してくれるので、これはかなりお得です。これだけでも結構しあわせな気分になれますので、是非 一度おためしください。(中国茶は、基本的に五、六煎はいけるので、つぎ足しても風味は結構長持ちします。ただ御自宅で中国茶を楽しまれる方は、硬水(日本のミネラルウォーターの多くは軟水)を使うことと、特に一煎目は沸騰した100℃近い熱湯を使うことの2点だけご注意ください。こうしないと中国茶の場合は茶葉が開かず、香りが充分に出ないんです。)

中国菜 燕燕

京都市上京区今出川通寺町西入大原口町 211-1F 定休日: 毎週木曜と第三水曜 営業時間:17:00〜23:30
中国菜 燕燕(地図)

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2005-07-24

立命館孔子学院、今秋開校

中国政府の国家プロジェクトが海外進出

過去、もっとも急進的な紅(共産主義)系大学でありながら、今や国内屈指の資本主義学校法人となった立命館大学が、今秋より中国政府と提携して「孔子学院」なるものを京都の衣笠キャンパスに創設するそうです。この「孔子学院」は中国国外での中国語や中国文化の普及を目的とした中国政府の国家プロジェクトの一貫で、現在、韓国(漢城孔子学院)・スウェーデン・ウズベキスタン・アメリカ(メリーランド大学)・日本(立命館大学)の計5カ国での開設が決定していますが、今後数年で中国内外で 100校程度 開校することを目指す方針なのだそうです。(基本的に語学の修得がメインなのになぜ「孔子」学院なの?と思ったのは僕だけでしょうか?)なお、「立命館孔子学院」の調印式は先月28日に東京の中国大使館にて行われたそうですが、中国政府から記念に贈呈された孟子像の除幕式が一昨日、立命で行われたようです。孟子像が特に立命に贈られたのは、もちろん立命館大学の校名が『孟子』の身を修めて以て之れを俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり(尽心篇)に由来するためです。

主導権は基本的に中国側

この「立命館孔子学院」では学生や社会人を対象に、中国語( HSK 対策の講座を含む )や中国文化に関する講座を開設するのが主目的なのだそうですが(時折、中国系メディアの記述をそのまま引用して「漢語」としている国内メディアがありますが、もちろんこれは現代中国語のことです)、中国語講師の育成も目標のひとつとして挙げられています。このプロジェクトは基本的に中国政府主導で行われているようなので、講師陣は中国から派遣され、またテキストも中国側で用意するものを使うことになるとか。資金と運用面における計画性や透明性などがどうなっているのか非常に気になるところです。(僕は異文化理解はむしろ大賛成なのですが、動機が不純だと遠からず実効性が失われていくものですし、ましてそれが政治的な要求によるものだとすれば、現場での実情は往々無視されるのが普通で、有名無実化は時間の問題になる可能性が高いでしょう。)

実情とのギャップが落とす影

そもそも中国国内では慢性的に日本語の教師が不足していて、日本からの留学生に日本語講師のアルバイトを依頼しているところも少なくないほどです。そんな実情で果たして派遣されてくる中国側の講師のうち、どれだけの人が日本語を満足に話せ、日本文化と中国文化の差異を理解しているかかなり不安な面があります。先入観や固定観念の強い日本人に中国の言語や文化(特に日本の言語や文化との違い)を正確に伝えるには、教える側の中国人講師が日本の言語や文化を熟知していることが不可欠で、一方的に中国的な(もしくは中国政府=中国共産党の?)考え方を押しつけ気味に講義したのでは期待できる効果はたかが知れています。その意味で派遣されてくる講師陣が優秀で平衡感覚をも備えた方々であることを願ってやみません(過去に日本人でも見たことのないような優秀な中国人に幾人か出会いましたが、そんな人は極々少数ですし、そんな人材を100校分確保するなんて土台無理ってもんでしょう)。ひるがえって受け入れ側の立命館大学の方ですが、『論語』に人にして遠き慮り無ければ、必ず近きに憂い有り(衛霊公篇)とあるように、大勢のあぶれている国内の若手研究者の雇用問題を無視して、立命館孔子学院における学費と日本国民の血税でまかなわれた費用で、中国人講師の雇用を優先的に創出することになるわけですから、当然、さまざまな反発が予想されます。立命の理事会の政治的パフォーマンスなどと言われぬよう、適切な運営を期待したいところです。(と理性的に書いてみる..。(笑) ちなみに誤解のないように断っておきますと、僕はどちらかといえば親中派です。でも、実情を踏まえた上での親中派なので、何でもかんでも「中国がイイ!」とは言いません。日本同様、ダメなところはダメだとはっきり言うつもりですので、悪しからずご了承おきを。)

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2005-07-23

Firefox 1.1 は 1.5 として 9月にリリース

Mozilla Firefox logo

Firefox 1.1 は破棄?!否、してません!

拡張機能システムの改良や、SVG エンジンの実装などを行う予定のオープンソースWeb ブラウザ Firefox 1.1 がバージョン 1.5 として 9月にリリースされることになりました。本家 Slashdot では "Firefox 1.1 Scrapped"(Firefox 1.1 は破棄)というスレッドが立っていますが、Firefox 開発トップの Ben Goodger の Blog "Inside Firefox" によれば、
何も破棄されてはいない。これはただのバージョン番号のつけなおしだ。SVG やキャンバス、そのほかさまざまな機能強化を含んだ、我々がこれまでバージョン 1.1 と呼んできたものの特徴は、誰もが 1.1 というよりも 1.5 とした方が実感として適しているように感じられたんだ。だから我々はこれを Firefox 1.5 として再ブランド化することにしたということ。そして 1.5 がリリースされたその後は、我々の努力は当然バージョン 2.0 に対して向けられることになるだろう。
とのこと。要はバージョン番号を変えるだけで中身は 1.1 で予定されていることそのままってことみたいですね。("Deer Park" という奈良公園のようなコードネームもそのままのようです。)ま、ブランドイメージはシェアを拡大するためにも重要なことです。個人的にもこの判断は Firefox のシェア拡大のためにとても良いことだと思います。過てば則ち改むるを憚ること勿れ、ですね。

Firefox の Ben Goodger って誰?

あ、知らない人のために言っておくと、Ben Goodger は Firefox の開発をリードしているニュージーランド出身の若手の俊英プログラマーで(多分、今 24、5 歳くらい)ルックスもなかなかという(リンク先の写真参照)、天に二物も三物も与えられている現在注目の神の寵児です。

早くもバージョン 3.0 までの見通しが公開

バージョン 3.0 までの開発ロードマップも公開(というか更新)されています。3.0 の公開は 2006年の第3四半期なんですね。その頃には IE を OS レベルで組み込む予定の Windows Vista のリリースも間近になっているでしょうに大丈夫なのかな、そんな急ピッチで?(^ ^;) ちなみに 1.1 あらため 1.5 のベータ版の公開は来月中に行われるとのこと。仕事で Firefox を常用しているのでアルファ版のうちはちょっと怖いけど、ベータ版が出たら試用してみようっと。

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Longhorn の正式名称が Windows Vista に決定

Windows Vista2006年中にリリース予定の次期 Windows(コードネーム:Lonhorn)の名称が Windows Vista に決まったようです。"Vista" ですか..イタリア語で意味は景観とかかな。たとえば高台のような視界の開けた絶景地を vista point とか vista spot とか言ったりしますね、英語と組み合わせた造語ですけど。開発中のデスクトップ検索や、IE を OS レベルで組み込んでしまうこととも関連しているんでしょうか?

馴染みのある名称や分かりやすい名称というのは、商品のイメージやコンセプトを伝えるのに非常に重要な要素ですけど、Microsoft の場合、商標権侵害とかで簡単に法廷闘争に持ち込んでしまうので、逆に一般的な名称はつけて欲しくないような気もちょっとだけします。トヨタ自動車とかどうするんでしょうね?VISTA の商標権で MS に仕掛けるのか、静観するのか、果てまた逆に食われてしまうのか? (^o^;)

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2005-07-22

文字化け

なんか文字化けの嵐ですね..。Unicode に対応していなかったんですね。Seesaa。残念。

ココログとかに乗り換えるか、自前のにするしかないのかな..。

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儒は詩・礼を以て冢をあばく

今日はどこぞの誰かさんの要望でちょっと中国モノをネタにしてみます。(笑)

中国考古学ブーム加熱!

先頃、西安近郊から遣唐使「井真成」の墓誌(ひょっとして万博に出品されてる?)が発見されたり、紀元前4世紀の戦国時代の竹書の報告書が公刊されたりと、大陸や日本の中国古代史の業界では、今 なかなか考古学が盛んです。中でも古代史で今、上海博物館が 1994年に香港の古物商から買い取った、『周易』や現在の『礼記』の中の一篇である「緇衣」、孔子が『詩経』中の各篇について論じている『孔子詩論』などを含む、戦国時代の楚の竹書(通称、上海博楚簡もしくは上博楚簡。「竹書」とは細長い竹の札を束ねた書物のこと)と、1983年から1984年にかけて江陵県張家山247号漢墓から出土した前漢の呂后二年(前186)の時の律令(通称、張家山漢簡『二年律令』。こちらも竹書)あたりがもっともホットで、中国の簡帛研究網站ではおびただしい数の論文や筆記が刻々と追加されていますし、国内でも今や中国古代は文史哲揃って出土資料を使わない研究がほとんど見られなくなるほど盛んなのが現状です。詳しい状況は最近、東北大の浅野裕一先生や阪大の湯浅邦弘先生が相次いで本を刊行されているので、そちらをご覧になると良いでしょう。

儒は詩・礼を以て冢をあばく..

そういう動きを牽制したり批判したりする訳ではありませんが、今日はやや警鐘めいたお話を紹介します。
儒は詩・礼を以て冢(つか)を発(あば)く、大儒 臚伝して曰く、「東方 作(おこ)れり、事 之れ何若(いかん)」と。小儒曰く、「未だ裙襦を解かず、口中に珠有り。詩に固より之れ有りて曰く、『青青たる麦、陵陂に生ぜり。生きて布施せずんば、死して何ぞ珠を含まん』と。其の鬢を接(も)ち,其の顪を圧し,儒(わたくし)の金椎を以て其の頤(あご)を控(たた)き、其の頰(ほお)を徐別して、口中を傷(そこな)ふこと无(な)からしめん」と。
これは『荘子』の中の一節ですが、儒者は『詩経』や『儀礼』・『礼記』などの古典にある有職故実を証明するために "発冢(墓あばき)" すら辞さないとして、痛烈に皮肉っています。あばかれた墓の主が無機的に扱われている様子が生々しく描かれていて、しかもこの墓の主は、口に咬まされている「珠」(「玉含」といって、目・耳・鼻・口・肛門など死者の体の穴を塞ぐためのものです。口に含ませる玉は蝉がモチーフになっているものが多い模様)のために、今にも金槌でアゴを取り除かれようとしています。何ともむごいシーンですが、これは現在の発掘作業の様子にもそのまま通じます。「儒者」を「ガクシャ」という派生義に置き換えて読んでみてください。笑えないくらい、今の現実そのものであることが分かるかと思います。
ガクシャは古典のために墓あばきをする。エライガクシャが「日が出てきたぞ、作業の進み具合はどうだ?」というと、下積みのガクシャは答えた、「まだ衣服を脱がせていません。口中には "ギョクガン" があります。"シキョウ" という古典にある記載の通りです!遺体の頬ヒゲを抑えて頭を固定し、私が持っている金槌で頬をたたいてアゴを切除し、口中の "ギョクガン" を傷つけないようにしましょう。」
考古学という学問が、一側面としていかに罪深い面を持っているかが痛いほどよくわかります。こういうと考古学だけが悪者になってしまうようですが、基本がデスクワークである文献史学とて、故人のプライバシーを暴くという側面がありますし、必ずしも罪無しとはいえません。

歴史学・考古学は罪深い学問と知れ

さきほども断ったように僕は考古学や歴史という学問を非難しているわけではありません。というより、僕自身も同類で、歴史も考古学も大好きな罪深い人間です。ただ、こういう罪深い側面が歴史学にあることを、それを研究している人、もしくはその恩恵にあずかっている人は折に触れて自分に問いかける必要があるのではないか、ということです。研究や報道の「独自性」や「面白味」に固執するあまり、故人の足跡を弄んだりしてませんか?自分の死後に、自分自身が研究対象にされたとして、自分が行おうとしている行為と同じ扱いをされても良いかどうか、時々 見つめ直す時があってもいいように思います。

すみません、ちょっとネガティブな話になってしまいましたが、今回は自戒も込めて..ということでお許しくださいませ。

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2005-07-21

世界の新聞を快適に閲覧できる Ajax アプリサイト

Google Maps の話をしたところで、Ajax つながりでちょっと気になるニュースサイトの話をば。いや、ニュースサイトといっても正確には新聞(中国語でいうところの「」(報)の方です。

画像データでみる最新新聞紙面

実は北米(カナダ・アメリカ)系のNewspaperDirect.com という企業のサイトで、PressDisplay というところがあります。ここは 55ヶ国225紙(2005年7月21日現在)の新聞の記事ではなく、紙面そのものを余すところ無くデジタル画像化しているサイトです。とはいえ、残念ながら日本の新聞は目下、スポニチと沖縄タイムズだけで、中国の新聞も英字新聞 2紙(中国日報と上海日報)だけしか公開されていません。(これだけは本当に残念ですが、今後に期待することにしましょう。ちなみに閲覧できる新聞の一覧が NewspaperDirect.com 社のサイトで公開されていますので、気になる方はそちらをご覧ください。)
PressDisplay 画面

実は高速・快適・ビューワーいらずの Ajax アプリ?

普通、新聞の紙面といえば、Flash や PDF も含めて専用のビューワーを使って閲覧しますが、ここでは特別なプラグインを導入することもなく、いきなりブラウザで紙面を見ることができます。紙面は多数の PNG 画像から成っていて、ユーザーは紙面をズームイン・ズームアウトしたり、スクロールしたりさせて見るんですが、驚いたことに、操作がかなり直感的にできてしまう上に、これがかなりスムーズに動作します。目下、NewspaperDirect.com 社のサイトに詳しい技術に関する説明を見出せすにいますが、おそらく Google Maps 似たようなしくみの Ajax アプリケーションだと思います。Flash も PDF も使わずに JavaScript でこれだけ快適なインターフェイスを実現してしまっている訳です。あらためてこの技術の応用の可能性を感じさせられます。

気になるサービス利用料は?


Los Angeles Times Metro や Washington Post など、Smart という印がついている新聞は、なんと記事内容の画像閲覧だけでなく、テキストを抽出したり、その内容を中国語などに翻訳する機能などもついています。このほかにも様々な機能が埋め込まれていますので、是非、関心のある方は一度おためしください。ちなみに利用条件は以下の通り。
利用プランEconomyBasicAdvanced
上限購読紙3170120
購読料金月額(US$)9.9519.9529.95
追加講読料金(US$)0.750.750.75
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2005-07-18

Google Maps 日本版登場

巷では祇園祭とやらで盛り上がってたようですが、つまらない事情で連休を頭から潰してしまっている小生には、もはや出掛けるゆとりも、くつろぐゆとりもございませんので、今日は手持ちのネタで食いつなぐことにします。(- -;ゞ

Google Maps

皆さん、Google Maps というのをご存じでしょうか?先日、Google Maps の日本版が出たというので試しに使ってみたのですが、やはり凄いですね。MapFan も依然 郵便番号から検索できたりする強みはあるものの、UI(ユーザーインターフェイス)では完全に Google Maps に遅れを取ってしまった感があります。とにかく動作がキビキビしているのと、直感的に地図の縮尺や位置を変更できる点が魅力です。よくみると、マクドナルドやモスバーガーといった大手飲食店チェーン、セブンイレブンなどのコンビニエンスストア、銀行、交・機関の駅やバス停まで入っていて思わず笑ってしまいました。いや、これは凄い!

Google Maps で見た京都四条河原町

"デジタルアーカイブ研究所" Google

Google はデジタルアーカイブという観点でみると、非常に野心的で面白い企業でして、Web ページに止まらず、画像・映像・紙媒体書籍など、手当たり次第にアーカイブ化しようと日夜試行錯誤を重ねているところです。Google Labs なんか覗いてみると楽しいので、知らなかった方は是非一度遊びに行ってみてください。検索文字列を入力している側から Google でよく検索されている文句をオンデマンドで表示するお馴染みの Google Suggest(日本語版あり)、学術論文の引用状況まで調査できるGoogle Scholar(英文中心)、アメリカ主要都市内のタクシー1台1台の現在位置を把握できる Google Ride Finder といった、お堅いものから遊び心が入ったものまで色々あります。

実は Google の最先端はただの Java Script ?

そんな Google で今、流行っているのが Ajax(エイジャックス。Asynchronous JavaScript + XML の略。Asynchronous は非同期という意味。)という技術です。名前はあまり馴染みがないかも知れませんが、別に新しい技術ではなく、要は HTML のいとこ分である XML(eXtensible Markup Language)と Java Script のコラボレーションです。

Java Script と CGI の得意不得意

一般に CGI( Perl/CGI、Ruby/CGI などいろいろありますが、ここでは一括りにしちゃいます)は一人一人のユーザーのリクエストをサーバーが受信して、その答えを HTML の形でその都度吐き出すという形式を取ります。Java Script よりもサーバーや複数のユーザー間でインタラクティブ(対話的)に応対ができることが CGI の長所で、たとえば掲示板システム(BBS)のようなものを得意としています。逆に CGI は一人一人のユーザーのリクエストを原則として一台のサーバーが請け負うので( Google のように分散させることもありますが)負担がサーバー側に集中する上に、ユーザーがリクエストを出す都度 ブラウザをリロードするので、我々は直感的に「動作が重い」と感じてしまうことが多いようです。

これに対して Java Script は HTML の中に直接記述することもできるので、オフラインでも利用できますし(逆にいえば複数のユーザーやサーバーとの間で情報のやりとりをインタラクティブに行うのは苦手)、また一人一人のユーザーの端末内で処理するため、サーバー側の負担が分散し、直感的に「動作が軽い」と感じることがしばしばあります(実は逆にクライアントマシンの負担はそれだけ増すことになります。「軽い」と感じるのはあくまで体感的なものです)。

CGI と JavaScript のいいとこ取りをした技術が Ajax

以上の CGI と Java Script のいいとこ取りをしているのが Ajax です。つまり、ユーザーのリクエストに応じて XML(実はただのプレーンテキストでも可)で書かれたデータを読み取りに行ってその結果を返すという CGI 的な要素と、ブラウザ画面をリロードしないという Java Script 的な軽快さを兼ね備えている訳ですね。ためしに Google Maps を開いたら、その地図をズームアップして、東か西のどちらかに延々と地図をドラッグしてみてください。延々とその先の地図が、ページをリロードすることなく果てしなく表示されますよね。実は裏では地図をドラッグするたびにサーバー側にその先の地図のリクエストを送信して画像を受信しているんです。それを Java Script で動かしていてページがリロードされないから、サーバー側とのやりとりを我々ユーザーに全く意識させないという仕掛けになっています。

ちなみに Google Suggest や Gmail も Ajax で動いてます。こちらも要は JavaScript という古い技術を使っているだけなので、システム要件のハードルが低い(ただし Java Script の書き方によっては逆に特定のブラウザに依存してしまうおそれはあります)のが素敵です。応用範囲は意外に広いかもしれません。

[参考]Hack Google's Ajax !

# 「像」「方」→「・」、「使」「仕」→「損」・「担」→「族」、「出」→「遜」、「園」→「賊」など、どうも部分的に不可解な文字化けを起こしていたようです。お気づきの点がありましたら、ご一報下さい。

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2005-07-17

文面校正

過去の記事の文面を若干修正しました。意を尽くせないのは仕方がないとしても、やはり勢いで書くと文章が荒くなりますね。反省。

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同志社の話題のカフェレストラン

Hamac de Paradis 寒梅館 ロゴ昨日・一昨日は体調不良でダウン。更新もちょっとお休みさせていただきました。ここ数年、消耗するばかりでちっとも充電できてない..。

暗い話はさておき、木曜の仕事帰りに職場の同僚の人と同志社大学(今出川校)の寒梅館(ロースクールやビジネススクールを収容する最近出来た校舎。レトロでとっても綺麗です)にある、"Hamac de Paradis 寒梅館"(アマーク・ド・パラディ)というカフェレストランに行ってきました。噂には聞いてましたが、これまた大学のカフェとは思えないくらい上品で綺麗ですね。(外観や内装の写真はリンク先をご覧下さい。デジカメ欲しいな..。)数多くの飲食店の店舗や内装のデザインを手掛けているインテリアデザイナーの森田恭通氏のデザインだとか。

Hamac de Paradis 寒梅館 ロゴ

テラス側の入口から入ると食事か喫茶(というかカフェ)かを聞かれます。ここで食事なら左手に、喫茶なら右手に案内されます。今回は喫茶にして同僚はコーヒー、僕はショコラ・ラテを注文。しばらく待っていると、なんか抹茶の茶碗のような白い器に入ったショコラ・ラテが登場。これはこれでちょっと不思議な気分ですね。(笑) でもカカオの香りがほのかに効いててなかなか美味しかったです。(^-^) それにしても"Hamac de Paradis 寒梅館" のメニューをご覧いただければわかるように、基本的な位置づけが学食ということもあって安いのがとにかく驚きです。実は前にも一度、食事で来たことがあるんですが、どちらかというとデートスポットという印象の方が強いですね。食事の方も一皿あたりの量が女性客を意識してか(はてまたコスト削減のためか?)やや少なめで、盛りつけがフランス料理さながらにスタイリッシュ。しかも、夕方になると薄灯りで演出された店内にギターの生演奏がこだまするなど、ムードメークもあきれるくらいばっちり。(^ ^;) 健全な訪問者の皆さまは是非 夕方カップルで行かれることをオススメします。

あ、ちなみに寒梅館の最上階には "Second House" が入っていて、こちらもスカイラウンジのようになっているそうです。ただ、お値段は "Hamac de Paradis 寒梅館" に比べると若干お高い模様。そこそこ人気もあるようで、送り火の日(8/16)のディナーなんて一人10,000円以上するのに、もう予約でいっぱいなんだとか。いいですね、心も懐も豊かな人たちは。どーせあたしゃその日も仕事さ!(- -;)

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2005-07-14

"web creators" 8月号

web creators 8月号表紙昨日は仕事の帰りに所用で京都駅に。そのついでという訳ではありませんがプラッツ近鉄に寄ってきました。まぁ、今回は仕事帰りで時間もあまりなかったこともあって、旭屋書店 → Sofmap → 新星堂 → 無印良品というお決まりコースの前のふたつしか消化できませんでしたが、旭屋で散財してしまったので、むしろこれでよかったのかも。(^_^;)

今回の旭屋でのお目当ては "はじめての Perl"(オライリージャパン)"続 初めての Perl ― Perlオブジェクト、リファレンス、モジュール"(オライリージャパン)だったんですが、ついでに "web creators" 8月号を確保!

個人的に「きちんと学ぶデザインの基本技」も気になりましたが、目玉はやはり別冊附録になっている「スタイルシートを正しく効果的に使うためのアイデアをギュッと凝縮!CSS導入ハンドブック(WEB標準対応)でしょう。表題にもあるようにWeb標準をかなり意識しているため、第1章 CSS 導入ガイドは、Web ページ作成経験者であっても、Web業界外の人だとやや取っ付きにくいかもしれません。ただ、

CHAPTER 1-06 子孫セレクタという概念を理解
CHAPTER 1-07〜09 ページビルディングという考え方
で紹介されているセレクタや、文書構造の線形化、外部CSSファイルのモジュール化など CSS のごく基本的な運用法に関する部分と、
CHAPTER 1-10 ボックスモデルの理解
CHAPTER 1-11 解釈が異なるブラウザと CSS ハック
CHAPTER 1-12 コンポーネント化と CSS ハック
などのクロスブラウザ( IE や Firefox など複数のWebブラウザ間でも同じように閲覧・利用できるようにする手法や考え方)に注目した部分はかなり重要かつ有益な部分なので、気が向いた方は是非積極的に読んで挑戦してみてください。

後半は本誌に連載されていた "CSS TIPS" のダイジェスト版。特に

CHAPTER 2-29 CSS による2段組レイアウト
CHAPTER 2-30 CSS による3段組レイアウト
はフレームやテーブルレイアウトに依存しない、CSS で左右の段組を実現する定番の手法です。テーブルレイアウトから脱却したい方は必読です。また
CHAPTER 2-50 比較的実用性の高い CSS ハックを紹介
は、たとえば * html strong { font-size: 1.5em; } のように記述すると、Windows および Mac 版 IE で <strong> タグで括られたテキストの大きさを 1.5em にするなど、ブラウザごとの CSS 1 や CSS 2 の実装差を利用して、スタイルを任意のブラウザやバージョンごとに区別して適用する裏技記法を紹介しています。本来、この裏技を利用せずにどのブラウザでも同じような見映えを実現することが好ましいことはいうまでもありませんが、現実にはブラウザごとに CSS の解釈がしばしば異なるので、こうした不本意な裏技を使わざるを得ないことがあります。一般的な CSS 辞典には載っていないことが多い、知っておくと便利な裏技なので、クロスブラウザ志向な方はやはり必見です。

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2005-07-13

講談社『中国の歴史(殷周 春秋戦国)』


講談社『中国の歴史 ― 都市国家から中華へ(殷周春秋戦国)』表紙

一般の書店などでも平積みになっていることがあるのでご存じの方も多いかと思いますが、最近、講談社が『中国の歴史』というシリーズの刊行を開始しました。装丁も上品、質感もなかなか、図版も豊富でボリュームに対する価格もまあ良心的(2,500円ちょっと)、本の見出しも「中国の歴史」というメインタイトルよりも各巻の主題を大見出しとする(たとえば「殷周春秋戦国」の巻なら「都市国家から中華へ」としている)など、初学者が取っつきやすいよう、それなりの工夫が凝らされています。

こういう時、本の善し悪しは完全に内容で決まります。特に一般向けの概説書の場合、

  1. 読みやすさ( ≒ 面白さ)
  2. わかりやすさ( ≒ 平易さ)
  3. 内容の信頼性
  4. 情報の詳しさ(網羅性・発展性)
  5. 情報の鮮度
といったあたりが重要な要素になってきます。当然でしょう。概説書なんですから。

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2005-07-12

Blog 開設のごあいさつ

突然ですが、Blog を開設しました。
(開設3日目で順序が前後していますが。)

実は前々から Blog 的なものには手を出していたのですが、実名だとオモテに出せる事柄がどうしても限られてしまうというか、気兼ねなく書けない部分があるので、基本的に私用目的(非公開)で運営していました。今回は匿名(Handle Name)としたので堂々とオモテに公開することに。

ちなみにこれまで手を出していたのは、Blogger、appleple の a-blog、MovableType、PukiWiki です。でも、この手のものって、自分で設置するとなると各種設定ファイルを書き換えたり、パーミッションを設定したり、プラグインを導入したり、CSS を調整したりとなかなか面倒で、公開に堪えるものを出そうと思ったら、やはりそれなりに中身をカスタマイズするために若干の設計が必要になります。そういう事情もあって、今回は既成の Blog サービスを利用しました。Seesaa をチョイスしたのは、CSS や HTML ソースを自由に変更できる点と、何より PodCasting サービスが利用できる点です。まだ実験するだけの時間的な余裕がなかなかできませんが、そのうちいずれ色々と遊んでみようかと思ってます。CSS のデザインについては、しばらくは既成品でお許しください。

そんなわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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2005-07-11

質・量兼備の居酒屋「おやじ」

昨日は堺から後輩が上洛。

最近はどこも人材不足らしく、職場や大学の人材難をしきりに嘆いてました。それにしても、これだけ職にあぶれている人間がいるのに、この未曾有の人材不足はいったいどういうわけでしょう?的確な問題発見能力と主体性のある人材…、条件らしい条件はこれだけなのに、一向にこの条件を満たす人材が出てこないんですよね。いや、本当はいるにはいるんですが、今回僕を訪ねてきてくれたこの後輩のように、そういう人はヨソがツバをつけてしまっているか、もう就職してしまっているか、そうでなければ制度上の制約で雇えないかでまったく手が出せない状態..。いやはや、困りました。この後輩の方はというと、現在通っている某大学院の有望株の後輩を一本釣りしてバイト先に引き込んだらしく、昨日はその後輩をわざわざ京都に連れてきて紹介してくれたのですが、いやはや羨ましいやら妬ましいやら。(笑)

夕方、その後輩たちと3人で何年か振りに京都の御前仁和寺街道あたりにある「おやじ」という居酒屋に行ってきました。いや、そんなに離れたところに住んでいるわけでもないのになぜか懐かしい..。(^ ^;;ゞ

大学の学部時代にたまに利用していた居酒屋なんですが、基本的にあまり飲まない僕が利用する居酒屋というくらいだから、当然、食べる方が充実しているわけです。どう充実しているかというと、これが質・量ともに兼ね備えていてしかも安いという、なかなか贅沢な条件を立派に満たしてくれてます。たとえば、ここの名物のひとつである「焼きおにぎり」は、どんぶり山盛りクラスのご飯を使った信じがたい大きさで、これで 150円也。もちろん、頼みましたよ、ええ。箸で崩して3人がかりで突っつきました。1人でかぶりつくには大きすぎますって。なお、特に女性の方は不用意に一人で一個注文したりしないように。全員、漏れなくその姿を見ただけでお腹いっぱいになれること請け合いです。(笑) 大きさでいえば、400円の「だし巻き」も負けてはいません。卵焼き用のフライパンからあふれんばかりの卵をつかった特大サイズのだし巻き卵です。アメフト部かラグビー部のゴツイお兄さんたちでもない限り、これも一つ頼んだらみんなで突っつけます。でも、そのボリューム感に似ず、これがまた旨いんです。旨いといえば、ここの「レバー」もはずせませんね。僕はレバー嫌いではありませんけど、逆に特に好きなわけでもありません。でも、ここに来ると必ず頼んでるような気がします。

こんな感じで虚しい心を充実した胃袋でごまかしつつ、今日からまた一週間、仕事に勤しむわけですね。うーむ、ある種の現実逃避だよなぁ。(^o^;)

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2005-07-10

StarWars Episode 3 公開初日

昨日は STAR WARS Episode 3 の公開日でしたね。夕方、思い立って観に行ってきました。こういうことは思い立った時に行動するのがいちばんです。

京都市内で上映されているのは京都スカラ座と東宝公楽ですが、今回は久々(5年振りくらい?)に東宝公楽に行くことにしました。思い立ったのが 17:30、その日の上映が 18:45 だったので、ほとんどその日 降っていた雨だのみのダメもとでした。さすがに公開初日、しかも土曜の夕方ですから、よくて立ち見、下手をすると(しなくても)締め出されるかな..なんて思いつつ家を出て、結局、現地に着いたのは上映 5分前。ところが入口はそれほど混んでいる訳でもなく、すんなり入場できました。大人一枚1,800円なり。(そう、僕は映画を独りで観に行く寂しいヤツです。別にそういう主義なのではなく、単に一緒に観に行く相手がいないだけなんですけど。もっとも対象が STAR WARS では、誰かと一緒に観に行くって類いの映画でもないしょうけど..。それに、基本的に僕はあまり映画を見ない方ですしね..と強がってみる。(笑) )驚いたことに拝観者はかなりまばらで、5分前に入場したのにも関わらず、特等席で拝観できました。あまりにも人が少なかったので、これ、本当に STAR WARS なの?と不安になったくらい。で、手元の半券をのぞき込むと「東宝公楽 1800円」としか書いてない..。(- -;)

ネタバレになってしまうので、内容については触れませんが、すでに公開されている予告編や Episode 4 以降ですでに明かされている範囲で当たり障りのない所感をいうなら、Episode 3 は間違いなく STAR WARS 全 6 話中で最も暗く重い話になっています。そう、まさに暗黒面( Dark side )。STAR WARS シリーズは基本的に子供向けの映画ですが、むしろちょっと子供に見せたくなくなるような内容かもしれません。それくらい、暗く、残酷です(といっても極端にエグいシーンがある訳ではありませんけど)。イメージとしては、まさに北斗琉拳の魔界の門をくぐるって感じですね。いや、ホントに。(^o^;)

地味に驚いたのが、元老院パルパティーン議長( = 皇帝 = ダース・シディアス )のイアン・マクダーミドに、のっけからワイヤーアクションをさせているところです。大のジェダイ2人(アナキン+オビワン)が、救出すべき老人(議長)に対してあまりにもケアレスなのに思わず苦笑。ただ、役者としてのシブさでは、やっぱりこの人とドゥークー伯爵のクリストファー・リーがいちばんですね。クリストファー・リーはさすがに悪役慣れ(「伯爵」慣れ?)してます。このほか個人的にメイス・ウィンドウ(サミュエル・L・ジャクソン)も結構好きだったりします。

(クリストファー・リーは、知る人ぞ知るドラキュラ伯爵の役で有名な人です。)

あと驚いたのはやっぱり R2。何気に今回はこのロボットの活躍の場(アクションを含む)が意外に多いです。特に戦闘機から降りるのにジャンプしているのには笑いました。Episode 1 でボツになったブースターアクションも復活・採用されてます。なるほど、普段はああやって戦闘機から降りてるんだ。いや、待てよ、じゃあ乗るときはどうしてるんだ?!…なんて。(笑)

それにしても、子供の時から観ていた思い入れがあるから楽しく観られるようなもんで、やはり背景設定の深みがイマイチな点と過剰に派手なアクションは、成人日本人にはちょっと興醒めを誘うかもしれません。特に Episode 2 のクライマックスでもあったヨーダのアクションとかですね。日本人としては、やっぱり武術の達人は合気道のように無駄な動きを最小限に抑えないと!(^ ^;)

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