本日の晩餐 ― 中国菜 燕燕

上品で居心地の良い中国料理店「中国菜 燕燕」
今日の夕食は、同志社女子や京都御所 近くにある地中海沿岸の建物を思わせる白い壁の中華料理店「中国菜 燕燕」でいただきました。外装の明るさとは逆に、中に入るとやや暗めの照明と古色然とした質感の木製テーブルと椅子が落ち着いた雰囲気を出しています。同じ薄明かりの落ち着いた雰囲気でも、以前ご紹介した "Hamac de Paradis 寒梅館" とはまた全く違って、こじんまりとした居心地の良い雰囲気になっていて、個人的にはこういうの、好きかも。(*^-^*)リーズナブルで日本人に優しい基本をおさえた中国料理
調理をしているのは「中国国家認定の高級厨師」とのことですが、その割にはお値段が良心的。日本で食べる中華料理はとかく高いですが、ここは比較的コストパフォーマンスが高めで品もよく、尖った特色こそありませんが、女性も含めて比較的 誰にでもオススメしやすい店です。料理は上海料理をはじめ、四川・北京・広東・台湾料理など多種多様。ただ油を抑えてあっさり感を出していたり、一皿あたりの量を少なくしていたり、隠し味に醤油(たぶん)を使っていることもあるみたいで、どうも日本人向け(しかも女性向け?)に味付けを多少アレンジしているような感じがします。(この点、中国料理本来の味付けで食べたい小生にはちょっと物足りない部分も..。ま、その分、安心して誰にでも薦められるわけですけど。)ただ、ビールは青島啤[口+卑]酒や燕京啤酒(優級)といった基本どころがおさえられているし、ウェイトレスのお姉さんが時折 流暢な普通話(標準中国語)で厨房の料理人と話しているなど、中国チックな雰囲気も微妙に味わうことができます。オススメはやっぱり中国茶
個人的なオススメはやっぱり1ポット 400円の食後のお茶。金萱烏龍茶や西湖龍井、ジャスミン、プーアルほか数種類ある中から選べます。1ポットを何人で飲んでもOKですし、お茶がなくなるとお姉さんがお湯をつぎ足してくれるので、これはかなりお得です。これだけでも結構しあわせな気分になれますので、是非 一度おためしください。(中国茶は、基本的に五、六煎はいけるので、つぎ足しても風味は結構長持ちします。ただ御自宅で中国茶を楽しまれる方は、硬水(日本のミネラルウォーターの多くは軟水)を使うことと、特に一煎目は沸騰した100℃近い熱湯を使うことの2点だけご注意ください。こうしないと中国茶の場合は茶葉が開かず、香りが充分に出ないんです。)中国菜 燕燕
京都市上京区今出川通寺町西入大原口町 211-1F 定休日: 毎週木曜と第三水曜 営業時間:17:00〜23:30

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